【受験】医師国家試験合格までにやったこと ~前編~【第110回】


どーも、CNです。
僕がここで書き記す最後の記事となると思うと感慨深いです。

厚生労働省より3/18に国試の結果発表があり、無事合格出来たため4月から医師としての道をスタートすることになりました。

この記事を書くにあたっての動機として、後輩からは

「受かったら医師国家試験を合格するためにどのようなモノを準備をしたか教えて欲しい」

とのお願いが結構ありました。
合格体験記はブログ、予備校の雑誌を探せば他に星の数ほどあり、ここまでの期間は偏差値が~でとかこのような勉強をして伸びたとかいう体験談が殆どですが、ここはME部のホームページなのでガジェット的な切り口で国家試験を間近に控える受験生のために用意しておくと便利なモノ、持っていて良かったなーと僕が思うものを紹介したいと思います。

まずは端的にリストアップし、それに対して説明を加えていきます。




○ハード編
  • iPhone
  • iPad mini
  • ASUS EeeBook X205TA
  • SHURE SE215
  • 卓上ライト
  • 書きやすいボールペン
  • Tombow MONO graph
○アプリ編
  • Evernote
  • medilink
  • nPlayer
  • GoodReader




それでは順に説明していきます。

まぁ、iPhone、iPadは説明不要というかおそらく殆どの方がスマホに加えてタブレット端末を持っていると思うし、それで良いと思います。後のソフトアプリの説明で使い方を補足します。

 

ASUS EeeBook X205TA

これはノートパソコンです。
僕は6年になるまでノートパソコンを所有してなかったので、低予算、軽量、長時間駆動の3つの条件を満たすものが欲しくて買いましたが大正解でした。
性能はやや貧弱ですが、wifiの接続が良ければブラウジングではあまり問題にならないし何よりEvernoteへの書き込みが本当に快適です。
ゲームができない不自由さが逆に勉強する上でメリットになりました。
980gで持ち運びがラクですし、バッテリーも2,3時間程でフルになり1日は持ちます。
タブレット持っていればノートパソコンは要らないと考える人にぜひ勧めたい製品です。

 

SHURE SE215

高遮音性のイヤホンです。
受験生はなってみると分かりますが、勉強や成績でストレスがたまってきて寝不足が続くと神経過敏になっていきます。
特に周囲の音がうるさくて集中できないというのは皆が経験します。このイヤホンはそうした雑音の世界から解放してくれます。
ノイズキャンセリング機能付きイヤホンやヘッドホンはどうか?という人もいると思いますが僕はオススメしません。
というのもノイズキャンセリング機能は電車内の音や家電、エアコンの音など低周域または高周域の連続した音しか遮断してくれず、会話は聞こえてしまうからです。

受験当日は他の受験生と一緒に電車あるいはバスで会場まで行くわけですが中には本当に医者になって大丈夫か!?というトンデモ知識を遺憾なく大声でぶちまけてくる人もいれば、試験合間の休み時間に答え合わせ会なるものを開き解答速報と題して当たっているかどうかも分からない模範(?)解答をさも周りに聞こえるようにドヤ顔で講釈を垂れる人もいました。

このイヤホンならばそうした迷惑な人達からも自分を守ることができます。
逆にお気に入りの勝負曲をかけて気分を上げられるため一石二鳥どころか三鳥にも四鳥にもなります。

尚他のメーカーのイヤホンはどうか?というのも気になる人はいるかもしれません。
市場に出回っているイヤホン、ヘッドホンを6年間で数百程試聴した経験から言って遮音性、手の届く価格帯、長時間かけても耳が痛くならない装着感、音質、寝ながら聴いても違和感ない等の条件を満たすイヤホンはシュア以外に僕の知る限りないです。
ということでこれはシュアの中でもエントリークラスのイヤホンですがシュア製を選んでおけばまず間違いないんじゃないかなーと思います。

 

卓上ライト

勉強して思ったことは部屋の明かり以外に卓上ライトが付くことで眠くならず集中力がかなり上がるということです。

TWINBIRD 持ち運べるLEDライト LE-H317
は卓上ライトでありながらコンパクトに折り畳めるため持ち運びしやすく、またLEDがかなり明るかったのでオススメしました。
いつもACアダプタ駆動で使っていたのですがケーブルがやや貧弱で断線しそうだったのがマイナス点です。でも最後まで使い切ることが出来ました。

 

書きやすいボールペン(notフリクション)

国家試験の勉強は記憶との闘いです。記憶の定着という点ではボールペンで書きまくることが僕にとっては一番効果的でした。
一つ注意点なのですがフリクションよりも普通の消えないボールペンを使ったほうが良いみたいです。消せないことが程よいストレスとなるためでしょうか。
ボールペン自体は何を使っても良いと思いますがペンダコに悩んでいるようでしたら
ジェットストリーム アルファゲルグリップが素晴らしい製品でしたのでオススメします。

このボールペン、三菱鉛筆より出されてるのですがなぜか別会社のゼブラから出ているサラサというゲルインクが完全にマッチし使えます。

 

Tombow MONO graph

一見普通のシャープペンシルですが、付属のキャップに付いてる消しゴムがかなり高性能です。
シャーペンの勉強というと消しゴムが余分に必要でそれが嫌で敬遠していたのですが、テキストや問題集の書き込みはどうしても訂正が必要な部分が出てくるのでボールペンでは不便でした。

また一時期フリクションも使ってみたのですが、付属ゴムの消せる範囲が狭いことと消すことに力がいることがマイナスでした。
モノグラフはこれらの不満点を全て解消してくれました。筆箱を持ち歩く必要もなく冊子にクリップで引っかけるだけでOK。この手軽さは感動的です。
消しゴムに持ち替える手間を省けるので時短にもなりますし、そのまま集中力を継続することにも繋がります。
ただ今年から国試ではシャープペンシルの使用が禁止となりHB鉛筆の使用が義務付けられたので本番では使えなかったことが残念です。

 

Evernote

ここからアプリの紹介になります。
Evernoteはメモ帳的に使えるアプリですが、無かったら合格は無理だったんじゃないかと思えるほど大活躍なアプリでした。ダントツでMVPです。
もってない方は無料ですしアカウントを作るくらいの手間しかないのでダウンロードを強くオススメします。

このアプリの魅力はスマホ、タブレット、そしてパソコンとどこからでもノートを編集できること、タグを自由に編集し検索できること、そして画像を載せられることにあります。

ノートする内容は別の物理的なノートに書き記すには憚る補完的な情報や語呂、一問一答、基準値といった数値データ等です。
本当はいけないことですが、ネット上の記事をコピペしたり、画像を載せたり、もっと言うと写真を取って載せたり(これらは当然個人利用の範囲内で)するのも出来ます。
文字を打つことに加えてコピペのしやすさがノートパソコンをスマホやタブレット以外に持っておくと便利だという強い理由です。

こうしてオリジナルな画像付きの記事は検索機能も相俟って記憶と整理という点で素晴らしい効果がありました。
タグは重複も可能なので循環器や消化器といった科目別だけでなく、「直前」というタグを付ければ試験直前に見直すチェックリストが完成です。

便利なアプリですが弱点が2つほどあります。
一つは当然ながらネットが使えない状況ではノートの更新ができないことです(ただし閲覧はできます)。
二つ目はノートの利用制限があり画像を調子に乗って大きいサイズでバンバン載せていくとすぐ容量オーバーしてしまうことです。
有料版を使っても良いと思いますが、そうすると今度はアプリ自体がかなり重くなってしまいサクサク検索することができなくなってしまいます。
画像サイズを小さくするアプリやソフト、サービスを使うことが一番手っ取り早い対処法になります。500kb以内に抑えることができれば月60Mbの無料版を超えることはまず無いと思います。

 

・medilink

メディックメディア社から出版されているクエスチョンバンクやイヤーノートを閲覧するためのアプリです。
中でもQBオンラインはスマホで寝ながら解いたり、問題の通し番号で検索したり、様々な条件で振るい分けできるので本当に便利でした。

イヤーノートのアプリはそのまま本を持ち歩かずに済むという点で軽量化にもなりますし、国試で出題された重要な部分が青字となっていてその部分をタップするとQBオンラインと連携して飛ぶという驚愕な機能もあります。
その他カラーアトラスも一緒に入っているのがさりげに便利でした。
イヤーノ-トを本で使ってる派もアトラスまで一緒に持ち歩いている人となるとかなり稀でその点でも本とは別にアプリを買う根拠になるんじゃないかなと思います。

ただアプリ自体の評価は見ればわかる通り最悪です。まさかの国試直前に大アップデートがありイヤーノートの閲覧がかなり面倒な状況となってしまいました。
現在改善版が出ているものの以前のバージョンと比較して使い勝手は芳しくないみたいです。

いずれにせよQBオンラインの方は普通に使えること、国試直前はアプリの自動更新を止めておくことで対処できますので持っていて損はないかなと思います。

 

・nPlayer

動画再生アプリです。学校の環境にも依ると思いますが大体どこの学校でも予備校の授業と合わせて勉強しているものと思われます。
予備校の授業は動画配信形式ですが閲覧ではこのアプリが最も使い勝手が良かったです。

タブレット上でのジェスチャを自由に変更することができるため1タップで一時停止と再生、左右スワイプで早送り巻き戻しと設定することで直感的に操作することができます。

 

・GoodReader
PDFを閲覧するアプリです。タブレットを使っていて持ってない人を探す方が難しいと思いますが一応紹介…。

 

以上です!

前編はここで終わりになります。

最後ということで一言、二言。
前編ということは後編が?ということですが後編は受験までどのような戦略を立てたか、どのような成績だったか等々の内容を僕個人のブログにて書きます。

理由としてここはME部のページであり個人的な内容を話す場ではないこと、
そしてME部を卒業しなければならないからです。

僕のブログではME部を通して得ることができた様々な趣味の活動記録とその延長に加えて医師として思うこと、そして何より感謝の気持ちをME部の記事と同じ雰囲気でつらつらと書き残していきたいと思います。

6年間通して記事を書き実感したことは文字に起こして世界に発信し継続していくことが、とてもとても大切だということです。

多くの著名人が自伝や自論について出版していますが皆同じことを言ってます。それは

「簡単だと思っていたがいざやってみると難しく大変な作業だった。だが言葉にすることで頭で何を考えていたのかがはっきりと理解できた。」

全く同感です。
言葉にすることで頭の整理がつき知識が深まったことで趣味の分野でもレベルアップを実感できました。
相手にうまく伝わるためにはどうすればいいか考えてしっかりとした文章で伝えることの大切さを知ることができたことは幸運に思います。

 

さて後半はこちらになります。

長々とお付き合いいただき本当にありがとうございました。
今後ともよろしくお願い致します。

 

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